まあ米はかなり機械化されてて、オートメーション化されやすいと思うけど、
農家さんのとこでちょっとアルバイトしたら、
まず、苗の土作り。焼いて消毒した土を何トンも買ってきて、いろんな肥料、農薬と混ぜる作業。
混ぜるのは専用の機械があるけど、その土を機械に入れたり、薬品を計るのは全て人力。
薬品と混ぜた土が床土となり、混ぜてない土がかけ土になる。分けて山にしておく。
その後、苗箱に種籾と土を入れる作業。
種籾は塩水選で選別し、ヒーターで温度管理しながら温めて、発芽しやすくしておくらしい。
苗箱を作るベルトコンベアーみたいな専用の機械があって、床土をいれたり、かけ土をいれたり、
苗箱や種籾の補給、できた苗箱を抱えて移動させるのは全て人力。
苗箱に床土、水、種籾、かけ土の順に入れたら、ビニールハウスまで運んで、
それを全てハウスの中に地べたに並べる。全て人力。
その後は毎日水やりして、ハウスを開け閉めして温度管理しながら
何週間もかけて育苗するらしい。失敗したら1年が台無しになるので、かなり神経を使う作業。
その後、苗がうまくできたら田植えって感じだった。
田植えも苗箱を全ての田んぼまで運んで田んぼの水につけておく必要があって、全て人力。
田植え機でやるからかなり早いけど、苗がなくなったら、苗箱を継ぐ人が必要で、そういうのは人力。
苗箱洗うのも専用の道具はあったけど、全て人力。

まあ田んぼ耕すのは機械でガーっとやってたけど、実際にはこんな感じで、
手伝う人がたくさんいないと田植えもなかなかできない感じだったよ