中国・北京郊外で20日、米系のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京」が正式開業した。米中対立の激化にもかかわらずハリウッド映画の人気は健在で、初日分のチケットは事前に完売する順調なスタートとなった。

中秋節の連休中日で、最近の新型コロナウイルス再流行により減速感が強まっている消費のてこ入れに期待がかかる。

チケットは14日午前0時、インターネットで販売開始。中国メディアによると、20日分は1分程度で完売したという。


金額は時期によって異なり、418〜748元(約7100〜1万2700円)。市民からは「やや高い」という声も聞かれる。

今月1日から試験営業し、感染対策を取りつつ招待客を入れてきた。これまでトラブルは報告されていない。映画「ハリー・ポッター」や「カンフー・パンダ」など、7つのテーマエリアに37のアトラクションを備える。(共同)

産経新聞 2021/9/20 13:14
https://www.sankei.com/article/20210920-YHOQ2VPPVBORZDX2JOI36AIONE/