>>759
日本人のピントがズレまくっていることに同意する。

日本は府省別で設置されている常任委員会が「法律の表決・政策評価・行政の監視」の3つ全部を兼ねるから良くないんだよな。
委員(国会議員)が分別を持っていて、時間を閣僚への質疑応答の時間を週2時間以下に制限すれば良いのだが。
時間がやたら長いから下らない質問ばかりして、委員(国会議員)は余計に分別を無くす悪循環に陥っている。

小沢らが「イギリス政治は官僚にさせない」と主張するが、イギリスにおける行政の監視は「特別委員会」でする。
「法律の審議」は殆どは首相、上級大臣が出席しない一般委員会や立法委員会などでおこなう。
「首相や上級大臣が出席して」の通常の質疑応答は、大まかな政府の方針や予定を聞き政策評価をするのがもっぱらである。

つまり其々が分離されていて首相らが出席して官僚が出席しないと云うのは政策評価をする審議する場のことである。
よってイギリスを例にすると「説明責任」があると解釈されるのは「大まかな政府の方針と予定について」に限定される。

また首相や上級大臣は式典や国政の大方針に関わる大規模な討論でも無い限り、週1で1時間程度しか国会に拘束されない。
日本に次いで国会に時間がとられるとされるイギリス政治ですらこの程度。
ドイツ政治とかだと本会議に儀仗的な感じで出席する程度なのがもっぱら。
「法案」や「行政の問題」の説明などほとんど官僚だよね。