電気コードで首を絞め、死体は鍋で煮込んだ…凄惨すぎる「家族殺し」の現場

〈和美の死体解体の際、和美の死体は脂肪が多く、解体しにくかったこと、肉片や内臓を鍋で煮るとき、臭いを消すために、松永の指示で、しょうがやお茶の葉を入れたこと、便が腸にたくさん詰まっており悪臭がしたことを覚えている。松永は、他の死体解体時よりも特に細かい指示をした。緒方が、和美の腸に便が詰まっていることを報告すると、松永は、「ペットボトルを半分に切って、そこに便を絞り出せ。」と指示したので、智恵子が腸から便をペットボトルに絞り出し、緒方がその便をトイレに流して捨てた。また、松永は、ペットボトル内の肉片等を捨てる作業を急がせたり、骨や歯をフェリーから海に投棄させたりした。松永は花奈も死体解体作業に従事させた〉

 なお、前記公判において、松永と緒方は、死体解体時の「血抜き作業」と「煮炊き作業」について、異なる証言をしている。

●血抜き作業

「5、6時間温水を掛けながら行った(その間ガスを使用した)」(松永)

「水を掛けながら行った(その間ガスを使用しなかった)」(緒方)

●煮炊き作業

「死体1体あたり最低20回は鍋を掛け、終始強火で3時間から3時間半くらい煮込んだ」(松永)

「死体1体あたり5、6回くらい鍋を掛け、一旦沸騰させて、弱火で2、3時間煮込んだ」(緒方)

 なお、和美さんの死体解体作業は、1月下旬頃に終了したとされる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c22481a93db5cd86c3b682303949011a21fb389e?page=2