新型コロナ患者の診療を続けながら、テレビやYouTubeで医療現場の声を発信する宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が23日、ツイッターを更新。「昨日からまた陽性者が出だしました。今日は休みのせいなのか、違うのかよく分かりませんが、悪い予感がします。こんな人も運ばれてきました」とツイートし、肺の部分が白くなったCT写真を添付した。

【写真】真っ白…倉持院長が投稿した肺のCT画像
https://static.chunichi.co.jp/image/article/size1/3/6/1/1/3611fc223b56777a75e9d8950714a5d2_1.jpg

 9月に入り新型コロナ新規感染者が激減し、政府内では今月末までを期限に19都道府県に発令されている緊急事態宣言について全面的な解除を含めた検討が始まっている。倉持院長は21日のツイートで、早期の検査、診断、隔離、重症化しなくて済む医療提供体制の構築を政府に求めていた。

 コメント欄には「私も悪い予感しかしません。年末年始が恐ろしい。早く経口薬できるといいなぁ」「第6波への具体的対応策は、しかるべきところからはまだ出されていませんよね。国民はそこを求めていたはずです」「まだまだ安心できないですね。気を引き締めていかないと」「どうして日本人はすぐに悪い意味で慣れ切ってしまうのか。予防に慣れ切って欲しいのに」「総裁選にうつつを抜かし、目先の陽性者に気を緩め、医療体制も不十分なまま、宣言解除する。この冬に待ってるものは、何なのか! 誰が考えても分かりそうだが?」などの声が上がった。

中日スポーツ 9/23(木) 19:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/b851bea8b5eee4bad6b429363d09ab6515c7641b

写真https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210923-00000084-chuspo-000-7-view.jpg