ワクチン関連投稿に対する英語のコメントの約41%が接種を思いとどまらせる内容


マーク・ザッカーバーグ氏は3月半ば、自らが最高経営責任者(CEO)を務めるフェイスブックのページで、
野心的かつ個人的な目標を発表した。

フェイスブックの圧倒的なリソースを活用して新型コロナウイルスのワクチンを5000万人が接種するよう働きかけることだ。

ザッカーバーグ氏は投稿およびプレスリリースの中で、ワクチン接種を促進するフェイスブックの取り組みを紹介し、
世界中の保健当局との協力関係も明らかにした。また、同社は「すでに20億余りの人々を信頼できる新型コロナ情報に結びつけている」と強調した。

だがフェイスブック社内では、17年前に同氏自身がコードを書き、
それを元に構築した世界規模のプラットフォームが、同氏の努力を損なう働きをしているとスタッフが警告していた。

社内の研究チームは1カ月以上にわたり、ワクチン関連の投稿(多くは事実に基づく投稿で、同社が推奨したい種類のもの)に対するコメントが、
そのメッセージを損なう反ワクチン的内容で埋め尽くされていると警告していた。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した内部文書からそれが分かる。
コメントの中身は個人的な反対理由や、虚偽であることが証明されたデマ、陰謀論まで多岐にわたっていた。
https://jp.wsj.com/articles/how-facebook-hobbled-mark-zuckerbergs-bid-to-get-america-vaccinated-11632449207