自民党総裁選(29日投開票)に立候補した岸田文雄前政調会長は22日、
自身が率いる岸田派(宏池会)会合で「エネルギーや年金、外交・安全保障の論争を通じ、
改めて私が勝たなければ党や日本がどちらに行ってしまうのか強い危機感を感じている」と述べた。
温厚な人柄で知られるが、闘志をむき出しにした形だ。

 総裁選で年金改革や核燃料サイクルの見直しを打ち出した河野太郎ワクチン担当相が念頭にあるとみられる。
岸田氏は「総裁選は混とんとしている。最後の最後まで勝敗が見えない苦しい選挙だが、何としても勝たなければならない」と強調。
出席した岸田派議員からは「そうだ」というかけ声や拍手が上がった。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210922/mca2109221600016-n1.htm