※9/16(木) 19:00朝日新聞デジタル

 世界自然遺産の屋久島(鹿児島県)にだけ生息するヤクシマザルに、エサを与える観光客が後を絶たない。エサやりは生態系を乱し、人を襲うきっかけにもなり得るとして、屋久島町は条例で禁止している。環境省も「絶対にエサを与えないでほしい」と呼び掛けている。

 屋久島町のガイド渡辺太郎さん(44)は8月下旬、島西部の県道で、停車中のレンタカーからバナナを房ごと投げる観光客を目撃した。車の周りには数十匹のヤクシマザルが群がり、路上に落ちたバナナをほお張っていた。

 「証拠」の写真を撮った後、渡辺さんはレンタカーに近づき、サルへのエサやりは条例で禁止されていることなどを説明した。観光客は「えっ、ダメなんですか?」と不満げな表情を浮かべたという。

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