シンガポールの物流スタートアップ、ニンジャ・バンはアリババ・グループ・ホールディングなどの投資家から5億7800万ドル(約640億円)を調達した。

  発表資料によると、シリーズEにはフェイスブックの共同創業者エドゥアルド・サベリン氏とベインキャピタルの元幹部ラジ・ガングリー氏が立ち上げたBキャピタル・グループやゲオポスト・DPDグループなど既存の投資家の一部も参加した。ブルームバーグ・ニュースは正式発表に先立って、アリババなどがニンジャ・バンに投資する方向にあると報じていた。

  事情に詳しい複数の関係者は新たな資金調達について、ニンジャが来年にも実施の可能性がある新規株式公開(IPO)を前に評価額が10億ドルを大きく超えるのを支援するだろうと述べた。

  ニンジャは業務の質を向上させながらコストを節約することを目指しており、調達資金をインフラや技術の向上に充当する計画。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-26/R0110XDWRGG201?srnd=cojp-v2