インドでは、たとえ3人連れでも、非力な女性たちの夜行バス利用は危険なのだろうか。

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社会 2021/09/28 05:15
浅野 ナオミ

深夜、長時間にわたり同じ空間を共有するだけに、絶対に安全な乗り物でなければならない長距離夜行バス。インドのそんなバスの車内で、このほど許しがたい性暴行事件が発生した。『Times of India』『Times Now News』など同国のメディアが報じている。





■被害者はふたりの女性

事件は20日の深夜、30人ほどの乗客を乗せてニューデリーを発ち、ヤムナ高速道路を利用してウッタルプラデーシュ州のカンブールに向かう超長距離の夜行バスで起きた。

被害者は乗客だった女性とその14歳の娘。母と娘はニューデリーのバダープールに暮らす18歳のめいを連れ、ウッタルプラデーシュ州フィロザバード地区の自宅に戻るところだった。




■母親を狙っていた男

安全を考え、女性たちは車内の前方に座っていたが、出発してしばらくするとアンシューという名の車掌が母親に近寄り、「後方の席へ」と移動を促していた。

移動すると、そこにはバブルーという男がおり、持っていた酒を執ように勧めてきたといい、母親はそれを窓から捨て元の席に戻って行った。





■少女を狙っていた車掌

バスは、アグラに近いある休憩所に到着。母親はトイレを利用するため降車したところ再びバブルーに絡まれ、体に触れるなどしてきたためあわててバスへ。すると娘がバスの後方から現れ、泣きながら「車掌に性的暴行を受けた」と告白してきた。

母親は警察に通報すると訴えるも、バスの運転士はそれを無視して休憩所から発車。この事件ではアンシューとバブルーがグルだったことが判明しているが、こうしたことから運転士にも疑惑の目が向けられている。

     ===== 後略 =====
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