"行動緩和"の実証実験「北海道」が内定…ワクチン接種や陰性証明が条件 10月中旬にも課題の検証へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210930-00000015-hokkaibunv-hok

 ワクチン接種や陰性が確認された人を対象に、飲食店やイベントで行う行動緩和の実証実験の対象地域に、北海道が内定しました。

 関係者によりますと、北海道には9月29日夜に、政府が進めようとしている飲食店などを対象にした行動緩和のオペレーションの実証実験の対象地域として内定した連絡が入りました。

 この実証実験は北海道を含め大阪、兵庫、福岡、沖縄など12の道府県で行うことになります。

 ワクチン接種や検査の陰性証明を条件に、飲食店での酒類提供や、県をまたぐ移動、大規模イベントの観客数の制限などを緩和する方針です。

 政府は具体的な実施場所などについては明らかにしていませんが、10月中旬にも実施する方針です。

 今後、飲食店やライブハウスなどで接種歴の事前確認や、入場者のリスト作成、換気の計測など必要な技術を実証し、効果や課題を検証して日常生活の回復の参考にするとしています。

 北海道内では、飲食店分野で札幌市、旭川市、小樽市が。ライブハウスの分野で札幌市が参加の意向を示しています。