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2021/10/1
「新首相が誰であれ6人の任命へ努力」 日本学術会議 梶田会長
 会員の任命を巡って菅義偉に要請を続けてきた日本学術会議の梶田隆章会長は、定例の会見で「新たな総理大臣が誰であっても、6人が任命される
 よう努力していきたい」と述べたが、日本学術会議は、およそ1年前の去年10月、推薦した会員候補のうち6人が菅に任命されなかったことが明らか
 になり、学術会議は任命することなどを繰り返し政府に要請してたが、学術会議の梶田隆章会長は30日に開かれた定例の記者会見で「私たちにとっ
 て試練の1年だった。6人の任命と理由の説明を求めてきたが、いずれも実現されていない。この状態を解決できるのは会員の任命権者である総理大
 臣だけで、総理にはその責務がある」と話し、自民党の新総裁が選ばれたことを踏まえ「新たな総理大臣が誰であっても6人が任命されるよう努力し
 ていきたい。今後、お会いする機会があれば、ぜひとも話をしたい」と述べ、引き続き6人の任命などを求めていくとの事。
※自由民主党の新総裁の岸田文雄は幹事長に日本学術会議に対して自らのブログでデマを発信していた甘利明を幹事長に任命し、安倍内閣の政策に異
 議を唱えていた6人の学者を、安倍政権で政策を立案していた政調会長の岸田が任命するとは思えず、学問を軽んじ、政策批判を行っただけで、学
 者らを日本学術会議の会員を任命しない政府与党自由民主党に政策担当能力は無いと断言できる為、来る第49回衆院選挙では、自由民主党と同じ与
 党の公明党並びにそれらに媚を売る日本維新の会の公認・推薦する候補者には、一切の投票をしない事を強く勧める。

根拠となる報道:
2020/10/10
 日本学術会議が「中国の軍事研究に参加」「千人計画に協力」は根拠不明。「反日組織」と拡散したが…

 ネット上で広がっているのは、以下のようなツイート。
《日本学術会議。「防衛研究は認めないが、中国の軍事研究には参加する」という結構な反日組織になっており、今回の官邸側の動きは十分理解
 できる。「中国との戦争はもう始まっている」と痛感させられた。「戦争の結果は戦争する前に決まっている」ので、こういう地道な改善は重要。》
 ツイートは1万以上「いいね」されており、リツイートも5000を超えるなど拡散しているが、このツイートに特段の根拠は示されていないとの事。
 発端は甘利明の発言で、ブログ(8月6日)で以下のように記載。
《日本学術会議は防衛省予算を使った研究開発には参加を禁じていますが、中国の「外国人研究者ヘッドハンティングプラン」である「千人計画」
 には積極的に協力しています。(中略)中国はかつての、研究の「軍民共同」から現在の「軍民融合」へと関係を深化させています。つまり民間
 学者の研究は人民解放軍の軍事研究と一体であると云う宣言です。軍事研究には与しないという学術会議の方針は一国二制度なんでしょうか。》
「千人計画」に関する読売新聞の連載記事(5月4日)でも、以下のように取材に回答。
《学術会議は軍事研究につながるものは一切させないとしながら、民間技術を軍事技術に転用していく政策を明確に打ち出している中国と一緒に研
 究するのは学問の自由だと主張し、政府は干渉するなと言っている。日本の技術が中国の軍事技術に使われようとしても防ぐ手立てがないのが現
 状だ》
 甘利氏のブログについても明確なソースは示されておらず、ネット上では「機密情報だから」などという憶測も飛び交っているとの事。
 甘利議員の事務所に、学術会議側が否定しているとして情報の根拠について問い合わせると、9日午前までに回答は得ていないとの事。
※日本学術会議が「中国の軍事研究に参加」「千人計画に協力」「反日組織」というデマを積極的に拡散している掲示板サイトが無記名式掲示板
 サイト「5ちゃんねる」(URL:https://www.2nn.jp/)である。