10月5日、北海道小樽市の花火工場で起きた火事。激しい黒煙と爆発音が響き、3人が重軽傷を負いました。

 「ボーン」(花火の音)

 「花火上がっている!上がっている!」

 「上がってないじゃん?」

 「爆発している、爆発している」

 火災の現場は「花火工場」。激しい黒煙が立ち上るそばでは、赤や緑の花火が打ち上がる様子が。

 10月5日午前10時ごろ、小樽市真栄2丁目の花火工場の従業員から「爆発している」などと消防に通報がありました。

 石井 祐里枝 アナウンサー:「火災現場から約1キロ離れた道路では交通規制がされ、現場には近づけなくなっています」

 「ドーン」

 小樽市内では数キロ先からも爆発音が聞こえ、市民から警察などへ通報が相次ぎました。

 カメラマン:「現在も消火活動が続いています。工場の屋根が大きく壊れているのがわかります」

 火は1時間30分ほどで消し止められましたが、作業小屋2棟が全焼、隣接する建物の壁も焼けました。

 目撃した人:「一発パーンと上がった。その後に花火の打ち上げみたいなパパパパンと上がった。怖かった」

 この火災で40代の男性作業員が全身をやけどする重傷、ほかの男性作業員2人も軽いケガをしました。

 3人は小屋で花火の点検をしていたとみられ、警察は何らかの原因で花火に引火し燃え広がったとみて詳しく調べています。

UHB 北海道文化放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/3991a5943b76907d2152cf9901d12abe4252f600