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もうすぐ1錠が2万か3万円で続々と軽症者向け特効薬が出る。今の時期は国家政策で医療費無料。

●ポリメラーゼ阻害剤

ポリメラーゼとは、仏具の数珠玉のような塩基から、数珠繋ぎの遺伝子の鎖を作る仏具職人さんだ。
RNA依存性RNAポリメラーゼとは、RNAウイルスの遺伝子を作るウイルスの遺伝子職人さんだ。
メルク社から「モルヌピラビル」、ロシュ社から「AT―527」のポリメラーゼ阻害剤が世に出る。
二つの薬剤は高校生物に出てくる塩基のそれぞれシトシン塩基、グアニン塩基方向に似て非なるもの。
広いくくりのRNAウイルス群の好物エサのシトシン塩基、グアニン塩基に似てて、
ウイルス職人さんが罠に釣られてニセモノ塩基を食べるとRNAウイルスは死ぬ。
科学誌ネイチャー掲載のモルヌピラビルの作用機序
://www.nature.com/articles/s41594-021-00657-8.pdf
「モルヌピラビル(一人分10錠8万円弱)」はシトシン塩基としても挙動するし、ウラシル塩基としても挙動するので、
ウイルス側は塩基の繋ぎ方順番で混乱して長いRNA鎖が途中でバラバラに短くちぎれてしまう。
シトシン塩基とウラシル塩基の二人分の「あしゅら男爵」の顔をするところが
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ウラシル塩基の一人分の顔に成り済ますアビガンからの変装技術比較で一歩進んでる。
催奇性もない。
エボラ出血熱にもインフルエンザにもコロナにも広範囲に効く。
RNAウイルス全てを消滅させる特効薬だ。
アビガン、レムデシビルの遺伝子の材料に成り済ました薬剤の親戚。
全種類のRNAウイルスだけが持つ共通メカニズムを攻撃する。
(太古の昔から続く不変の共通メカニズムは、未来永劫、変異できないかもしれない。)

●プロテアーゼ阻害剤

プロテアーゼとは、アミノ酸という積み木を積み上げて、お城のような構造物等々のたんぱく質を作る大工職人さん。
この薬はコロナの城を作る専門大工職人さんのみを選んで倒す。
ファイザー社「PF-07321332」、塩野義「S-217622」は、
新型コロナが持つ主要プロアテアーゼを阻害する薬剤を出す。
狭いくくりのSARSウイルス群にしかない3CLプロテアーゼを
ピンポイント攻撃で邪魔する。
他のウイルス群には効かない分、コロナには特化して良く効く。
塩野義はたった1年で開発したので技術力が高い。

どの軽傷者向け薬剤も中等症の炎症には効果がない。
飲み薬の特効薬は、あくまで補助的、補完的役割だ。
新型コロナ対策の大きな柱のひとつは、ワクチン接種だ。
抗体価が落ちた人や細胞性免疫の免疫記憶の物覚えが悪い人に追加のブースターだ。

●イベルメクチン

ネット通販の個人輸入で「イベルメクトール」を
あらかじめ御守りとして一箱買って薬箱に入れておく手もある。
確実に効く薬じゃないんだけど、精神的な余裕ができる。
感染したときに、自宅療養の時、人間用12mgを体重60kgなら1日3錠飲む。
以前は、体重60kgで2錠のところ、3錠に増やすとより良く効くらしい。
ビタミン剤と勘違いして毎日飲むと肝炎で死ぬ。
劇薬指定だから、少し多めに飲む分は平気だが、大量に飲むとマジで死ぬ。
「イベルメクチンを毎日飲んでる」自慢は他人を殺害する教唆の匿名の愉快犯だ。
2021年9月25日に安いところだと6,590円で自腹。

一寸法師が鬼の体内で戦うように
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イベルメクチンが3CLプロテアーゼ(コロナ)の内側に入って戦うカナダのスパコン計算
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イベルメクチンが3CLプロテアーゼを攻撃するだけでなく、
インポーチンα/βによる核内輸送を特異的に阻害する、
消炎作用するなど複数の多角的な作用機序がある。3