>>15
国債金利が上がるのは
債券市場で国債を売った場合に信用の低い債券だと金利が低いと誰も買わないから。
例えばトルコ国債とかは信用が低いので金利を高くしないと買ってくれない。
日本国債の金利が上がらないのは最終的に日本銀行が買うから。

なので日本政府は、国債を直接日本銀行に買わせればいくらでも一般会計予算を増やせる。
「いやいやそれは日銀に借金することでしょう?国民が日銀から借金してるようなもの」
とか思ってる人もいるかもしれないが、日銀法によれば毎年度末に利益から手数料を引いた分を
国庫に納付することになっている。これを日銀納付金と言う。

もしも日銀が1000兆円分の国債を市場から調達し、それが満期になって借り換えもしない場合
財務省から1000兆円が日銀に元本として交付されるが、そこから人件費を引いた
ほぼ全額が日銀納付金として国庫に納付される。

つまり日銀が国債を買った時点でその国債は償却されて借金ではなくなっているのだ。