■新潟日報(2021/10/09 12:14)
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20211009646492.html

 債務超過に陥っている佐渡汽船(新潟県佐渡市)が一部運賃の値上げと各種割引の見直し方針を示している問題で、佐渡市は8日、島民の負担軽減に向け、国などと調整していることを明らかにした。離島住民の交通手段確保を目的とする国の制度を活用し、島民のカーフェリー2等往復運賃などを現行レベルで維持する方向。

 市議会産業建設常任委員会で市が説明した。

 現在、佐渡市に住民登録している島民向けに、島民運賃が設定されている。離島住民がJR並みの運賃で航路を利用できる国制度に基づき、佐渡汽船の割引運賃とJR運賃水準の差額を国、県、市で負担している。

 今回の佐渡汽船の方針では、佐渡発のカーフェリー2等とジェットフォイルの往復割引が、復路約3割引きから約1割引きに割引率が引き下げられる。市は同じ国制度を活用して行政側の負担を増やし、これまでの島民運賃を維持することを目指している。

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