ミラノ 6日 ロイター-

イタリア国立衛生高等研究所(ISS)は6日、国内でmRNA(メッセンジャーRNA)の新型コロナウイルスワクチン接種者について、特定の集団を除き、2回目接種から7カ月経過しても有効性が低下せずに持続したとの研究結果を発表した。


ISSとイタリア保健省は米ファイザーや米モデルナなどのmRNA型ワクチンを2回接種した2900万人強の8月29日までのデータを分析。


感染予防の有効性は接種から7カ月後も89%となり、入院と死亡を防ぐ有効性は、接種後6カ月時点でそれぞれ96%と99%に維持された。