【エルサレム共同】イスラエルのエルサレム市はナチス・ドイツのホロコーストから多数のユダヤ人を救った日本の外交官杉原千畝にちなみ、同市南西部にある広場を「チウネ・スギハラ広場」と命名、11日に記念式典を開き顕彰した。
杉原の名を冠した通りなどはイスラエル国内に複数存在するが、エルサレムでは初めて。

式典には、レオン市長や水嶋光一駐イスラエル日本大使、杉原に助けられたユダヤ人やその子孫らのほか、杉原の四男伸生さん(72)も参加。看板の除幕をした。

伸生さんは「生き残った人々の子どもや孫が記憶を受け継ぎ、再び子どもたちに(事実を)伝えている」とあいさつした。

共同通信
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