最近、なんだか思い出しちゃってしょうがない童話

「うりこひめ」
外見だけでなく中身をしっかりチェックしないと怖い、というお話

瓜から生まれた瓜子姫。
見目麗しく機織りも上手と評判になり、良縁が舞い込む。
姫の嫁入りが近づいたある日
天邪鬼(あまのじゃく)がやってきて
姫をだまして連れ出し木に縛り付け…
姫をころして剥いだ生皮を天邪鬼がかぶり、着物を着て姫に成りすましたとも言われる…
姫に成り代わり輿入れを図ったのである。

姫に成りすました天邪鬼が輿入れしようとするのを
殺された姫の骨から化生した小鳥が告発するというバージョンもあり。

これは全くのファンタジーであるものの
実際の事件事故として他人の戸籍や身分証を奪い擦り変わる
詐欺や背乗りと言われる政治工作も実在するわけで…
この現代、衣装のみならず顔貌も経歴も国籍や出自すら粉飾は可能…
相手をよく見ないととんだトラブルに発展してしまいます。