https://www.dailyshincho.jp/article/2021/03090559/?all=1&;page=2

夫妻は、20年くらい前に一度、離婚しています。旦那さんが60歳の定年退職と同時に家を出たのです。『退職金も貯金も全部、持ち出して家を出た』と彼女はとても憤っていました」

離婚と復縁
 
だが、数年経って、夫は変わり果てた姿で家に戻ってきたという。
「脳梗塞をやってしまって、一人では生活できなくなったのです。その時、間に立ったのが息子さん。『親兄弟もいない父親の面倒を見られるのは自分しかいないから、家に戻させてくれ。俺がちゃんと責任持って面倒見るって』って。『息子にそう言われたら私も反対できなかった』と彼女は話していた」

だが、復縁したわけではなかったという。

「1階は父と息子、2階は妻と、家庭内別居するようなかたちで生活していました。戻ってきたからといって、彼女は夫を許したわけではなく、『何に使ったのか知らないけど、戻ってきた時には持ち出したお金を全部使い果たしていた』と怒っていた。『女性絡みの恨みだったんじゃない?』ってウワサをする人はいますけど、彼女の口からそんな話を聞いたことはありません。ニュースでは暴力もあったと報道されていましたが、私が聞いていた不満はすべてお金に関するものでした。食事は息子さんがコンビニで買っていると言い、『私はあの人の食事を用意する気になんか絶対なれない』って言っていましたね」