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“コロナ後遺症” 感染の半年後にも4人に1人で… どんな症状?
NHK 2021年10月11日 18時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211011/amp/k10013301871000.html

男女別の調査結果です。女性は
▽嗅覚の異常が男性のおよそ1.9倍
▽味覚の異常がおよそ1.6倍
▽けん怠感がおよそ2倍
▽脱毛がおよそ3倍
出やすかったということです。

さらに、若く、やせている人の方が味覚や嗅覚の異常が出やすく、新型コロナの症状が軽症でも後遺症とみられる症状が長引くケースがあるとしています。

●医師「ワクチンで後遺症予防できる可能性 若い人の接種は重要」

調査を行った国立国際医療研究センターの森岡慎一郎 医師は「これまでも女性は男性と比較して後遺症が出やすいと言われてきたが、今回は症状別に脱毛や味覚・嗅覚障害、けん怠感に関しても女性の方が出やすいとわかってきた。
急性期にコロナの重症化リスクが高いのは男性で肥満傾向がある高齢者だが、味覚・嗅覚障害のリスクなど後遺症に関してなぜ逆になっているかは明確にはなっていない」と話しています。

そのうえで
「若い、痩せ型の女性であっても後遺症を侮ってはいけない。むしろ味覚・嗅覚障害が出やすいという事実を受け止めることはすごく大事だと思う。
 また、味覚や嗅覚の障害は若い人の方が出やすく、コロナの症状が軽症であっても若い人であっても後遺症は大きな問題になる。
 最近ではワクチンをしっかり2回接種している人は接種していない人と比べて28日間以上、症状が続きにくいという報告も出てきている。
 ワクチンで後遺症も予防できる可能性があることがわかってきているので、若い人でも万が一に備えてワクチンを2回接種するのは非常に重要だ。
 さらにワクチンを接種してもコロナに感染すると後遺症が出るリスクはあるので基本的な感染対策は続けることが大事だ」
と話しています。