2021年10月13日 4:00

【シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムは在宅勤務を続けている米国内外のオフィス部門の当面の勤務形態について、部署ごとの判断に委ねる考えを明らかにした。2022年1月から少なくとも週3日の出社を原則とする方針だったが、各部署の責任者の判断で在宅勤務の継続を認める。

アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)が従業員らに宛てた11日付のメッセージの中で明らかにした。同社の物流施設や小売店では新型コロナウイルス禍でも多くの従業員が通勤を続けている。従来はオフィス部門についても出社再開が必要との立場だったが、多くの従業員から質問が寄せられたことで方針を見直した。

ジャシー氏はメッセージの中で「我々のような規模の会社では、すべてのチームが最適に機能する万能のアプローチはない」と説明。「しばらくの間、実験と学習、調整の段階に入る」と述べ、職場ごとに在宅か出社、または両者を組み合わせた働き方を選べるようにすると明らかにした。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN12E1W012102021000000