彼らが最も驚いたのは、ワクチンによって、橋本病(甲状腺機能低下症)、白血球破砕性血管炎(皮膚からの出血)、
シェーグレン症候群(特定の腺の炎症)といった非常にまれな自己免疫疾患が10人の内3人が患っていたことだった。
しかし、もっと憂慮すべきは、「すべての臓器でリンパ球が暴走していた」という発見だった。
筋肉、心臓、腎臓、肝臓、子宮などに異常な蓄積が見られただけでなく、 組織がリンパ球によって大量に攻撃されていた。
また、静脈の壁を形成する平滑な細胞である内皮細胞の剥離や、血栓症の原因となる赤血球の凝固、捕捉された異物の周りに形成された巨細胞などが見られた。