今月も後半戦に突入せんとするこの時期、
月末に選挙やろうとは随分焦ったものですな。

孫子の兵法にあるが、確か地形篇だとおもったが
急に敵軍が短期決戦を仕掛けてこようとするときは
その裏になんか事情があるんだよ。兵糧不足とかさ。

まあキシダ自民が疾風迅雷の電撃戦をしかけようとしているのは
その理由は明らかだ。まさに兵糧が時々刻々と減っているからだね。
兵糧とは何か、清新イメージ、刷新イメージ、改革イメージ。
自民党はまさにそのために将、総理総裁を変えて
総選挙という総力戦に臨んでるんだからね。

その割にはね、キシダ帝の大衆の耳に優しい選挙対策とも思える
撫民的な言葉が、財界投資家富裕層を中心とするお馴染みの強者の
不興を買って、選挙前なのにドッチラケの感もありますがね。
まあ現有議席死守は元より難しいところは初手からあったけど。
まさに新内閣ハネムーン期間のアドバンテージな兵糧は時々刻々と減ってるわけでさ。

あ、以下は余談だけど、孫子は全体が興味深いけど、地形篇はいいですね。
敵陣を偵察して上官が部下にどういう態度で接しているか
兵卒の状況がどうであれば敵部隊がどうであるかとか書いてあるんだけど。
これ、普通にね、街場のオフィスでも通用するお話と思います。
とくに内外を問わぬお偉いさんが部下相手に猛ったり、懇ろになったりしているとき、
ウリはいつでもこの篇の逸話を思い出して、ニヨニヨしてます。内心でwww