10月16日 14時36分

東京オリンピックの開会式で話題になったピクトグラムで、酒造りの工程を表現し、ラベルにデザインした日本酒を高梁市の酒造会社が販売し、注目を集めています。

このピクトグラムは、高梁市成羽町の「白菊酒造」が県外の酒造会社と共同で企画し、先月から県産米を使った純米酒のラベルにデザインして販売しています。
原料となる酒米を収穫して精米し、こうじを加えて発酵させる一連の工程に加えて、お酒をおちょこについで乾杯する様子もデザインされています。
「白菊酒造」の渡辺秀造社長は「日本酒離れが進んでいる若い人たちに、ピクトグラムのデザインを楽しみながら味わってほしい。日本酒の造り方に興味を持ってもらうきっかけにもなれば」と話していました。
この純米酒は1本が500ミリリットル、値段は1100円で、高梁市やその周辺のスーパーマーケットなどで購入できるということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20211016/4020010667.html