全身の筋肉が徐々に動かせなくなる難病、筋ジストロフィー(筋ジス)患者が入院する「筋ジス病棟」の実態調査を、京都市の障害者団体などが初めて実施し、15日に報告書を公表した。病院スタッフから「虐待」を受けたことがあると回答した人は3割超に上り、中でもナースコールを長時間無視されたり、外部とつながるインターネットの利用を制限されたりするなど、患者が抑圧されている現状が浮き彫りになった。当事者らは「閉鎖的な環境や慢性的な人手不足が背景にある」と訴える。

 筋ジス病棟は全国に26病院あり約2千人が入院している。長期にわたり入院を余儀なくされる人が多く、限られた人間関係などから虐待や人権侵害の温床になっているとの指摘がある。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/237d1ae45a7c2a8e66f82f5bf12048dfbd4a944e