2021/10/16 15:21

 陸上自衛隊の全部隊が参加する訓練が全国各地で行われている。約30年ぶりとなる最大規模の演習だが、食料をトラックに積み込んだり、人員を移動させたりするなど、基礎的で「地味」な内容が中心だ。
日本の周辺で緊張が高まる中、本当に自分たちは有事に対応できるか――。訓練の背景には、陸自のそんな葛藤が見える。(渡辺星太)




「地味な訓練」

 敵に見つからないように穴を掘って燃料入りのドラム缶を隠す。野外救護所にエアコンを取り付ける。コンテナを並べて中身を確認する……。4日、 日出生台(ひじゅうだい)演習場(大分県)や 十文字原(じゅうもんじばる)演習場(同)で報道陣に公開された訓練の中身は、淡々としたものだった。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211016-OYT1T50151/