2021/10/24 20:52


記者会見する中国外務省の華春瑩報道局長=北京(共同)
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中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道局長が同省次官補に昇格したことが24日分かった。同省サイトに掲載された。欧米や日本を時に強い口調で批判することから、こわもての女性報道官として知られてきた。今後、外務次官補として報道や儀典、通訳関連の業務を担当する。

華氏は2012年に報道官デビュー。19年7月に女性として2人目となる報道局長に就任した。近年は「戦狼外交」と呼ばれる中国の強硬な外交の担い手として、内外メディアとの記者会見で中国の立場を主張。
新疆ウイグル自治区や台湾、香港問題で中国を批判する米欧に対し、たとえ話などを多用してとうとうと反論した。外国メディアの記者に厳しく反問する場面も見られた。

18年に訪中した河野太郎外相(当時)が華氏との「自撮り」ツーショットをツイッターに投稿し、話題になったこともある。(共同)

https://www.sankei.com/article/20211024-7JAJYJ6BYRMGRL4Y2Q53C2K23Y/