政府は26日、過労死・過労自殺の現状や、国が進める防止対策をまとめた2021年版「過労死等防止対策白書」を閣議決定した。過労死や長時間労働が懸念される業種のうち「自動車運転従事者」「外食産業」の2分野を実態調査。運送業の労働者へのアンケートでは、新型コロナウイルスの影響で「業務に関するストレスや悩みが増えた」と答えた人が29%を占めた。

 白書によると、運送業のうち、タクシー運転者は60%が「コロナ禍で労働時間が短くなった」と回答。トラックやバスの運転者に比べ、影響を強く受けている傾向が浮かんだ。

共同通信 2021/10/26 13:46 (JST)10/26 14:03 (JST)updated
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