愛知県によりますと、新型コロナウイルスの集団感染=クラスターが、去年の7月以来1年3か月ぶりに、まったくない状態となり、
大村知事は、「ワクチンがだいぶ行き渡ってきている。10代〜30代の接種をさらにすすめていきたい」と述べました。

愛知県によりますと、県内で発生していた新型コロナウイルスのクラスターが26日までに、すべて終息したということです。
県内でクラスターが発生していない状況となったのは去年7月13日以来、1年3か月ぶりのことです。

また自宅で療養している患者の数も132人と、ことし3月17日以来7か月ぶりに150人を下回ったということです。

これについて愛知県の大村知事はきょう午後の記者会見で「ワクチンがだいぶ行き渡ってきている。
しかし40歳未満の人が2回目接種したのが6割くらいということで、10代〜30代の接種をさらにすすめていきたい」と述べました。

その上で今後の見通しについて「このまま落ち着いてくればいいが、そうはいかないだろう。
秋冬は、感染症がはやりやすい季節なので、しっかり備えていきたい」と引き続き感染状況を注視していく考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20211027/3000019038.html