ロシア政府 ワクチン強制の可能性にコメント


28日、ロシアの新型コロナウイルスによる新規感染者数、死者数はともに最高記録に達した。
一方で当局はワクチン接種の強制を検討してはいないが、そうした可能性も否定してはいない。

ぺスコフ報道官は、ロシア大統領府はコロナウイルスの状況の進展を追っているものの、
国民へのワクチン接種の強制は現時点では検討されていないと明かしている。

リアノーヴォスチ通信の報道によれば、報道官は「これに関しては今のところ何の決定も取られていない。
今後の進展状況を見守ろう」と語っている。

ぺスコフ報道官は、新規感染者、死者数の数値は毎日変わることを指摘している。
「現時点の数値は楽観的なものではない。殊に今日の数値はそうだ。このためこの先の展開を見守ろう」

ロシアは10月28日、コロナウイルスによる新規感染者数、死者数ともに記録を更新した。
新規感染者はパンデミック始まって以来、初めて4万人を超え、死者数も1150人を超えた。

モスクワ市政府は10月28日から11月7日までの期間を非労働日とすると宣言している。
https://jp.sputniknews.com/20211029/9400644.html