勤務先の事業所長が、新型コロナウイルス感染症の予防や治療のためとして、
抗寄生虫薬「イベルメクチン」の服用をしつこく迫ってくると、困惑した読者から弁護士ドットコムニュースにLINEメッセージが寄せられた。

この読者によると、所長はワクチン接種に強く反対する一方、「イベルメクチン」を海外から個人輸入し、周囲に配っているそうだ。
力のある人物だけに断ることも難しく、部下たちが困っているという。

イベルメクチンの配布については、弁護士ドットコムの法律相談コーナーにも質問が寄せられている。
たとえば、離れて暮らす家族が自宅療養となったときのためにイベルメクチンを購入したいが、譲渡して大丈夫かといった内容だ。

イベルメクチンについては治験が進められているところで、まだ臨床試験で有効性が明らかになっていない。

コロナ治療薬として承認されておらず、副作用が出ても救済対象にならない可能性がある。
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