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2021/11/4
 橋下徹「大阪見てみ。野党共闘しなくてもやることしっかりやれば自民は壊滅状態」野党に維新分析勧める
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹(52)は、衆議院議員総選挙の投開票から与野党ともに大きな動きを経た3日、ツイッターを連続更新し、議席を
 減らした責任を取り、枝野幸男代表が2日に辞意を表明、臨時国会招集後に代表選挙が行われる野党第1党の立憲民主党の新代表に対し、大阪の
 選挙区で自民を全敗に追い込んだ「維新モデル」の分析を勧めたが、橋下は今回の選挙で成否が議論された立憲民主党と共産党を中心とした野党
 共闘について「本でお勉強だけしている学者たちは、小選挙区制においては共産党との共闘が不可欠と言う。でも大阪見てみ。野党共闘なんかし
 なくても、やることをしっかりやれば自民党は壊滅状態。維新は大阪で精いっぱい。新野党は特に都心部においては維新モデルを参考に活動すべ
 き。野党間予備選で野党の方向を探るべき」と私見を述べ、「枝野さんは、維新は自民党の補完勢力だし、政治理念も手法も全く異なると全否定。
 自分の考えに凝り固まっているリーダーは組織を滅亡させる。立憲新リーダーは維新がなぜ大阪で自民に勝つのかをしっかり研究すべき」などと
 今後決定される立憲の新代表にメッセージを送ったとの事。
※橋下徹の言う通り、日本維新の会は大阪府と兵庫6区以外の選挙区では比例代表の重複立候補で当選した議員が多く、大阪のみのローカル政党で
 ある事が改めて証明され、自民党の補完戦力である事を否定しているが、代表の松井一郎は元大阪自民の府議会議員で、共同代表の片山虎之助は
 元参院自民の国会議員で、幹事長の馬場伸幸も元大阪自民の堺市議会議員であり、副代表の吉村洋文も前内閣総理大臣の菅義偉と昵懇の仲で菅の
 日米首脳会談に忖度して、第4波時の緊急事態宣言の要請を遅らせた事で知られ、橋下自身も安倍晋三と昵懇の仲であり、正に自由民主党の補完勢
 力である事を如実に示している。第49回総選挙で大阪府の選挙区で自民を壊滅させたとあるが、アンチ自民が多い大阪府で新型コロナウィルス対
 策に失敗した自由民主党に対する批判票が日本維新の会に流れただけで、次回総選挙では逆の立場に陥ると断言する。


根拠となる報道:
2021/4/19
 菅義偉の訪米で大阪府知事吉村洋文が「忖度」 緊急事態宣言遅れ、医療崩壊を招く
 大阪府では4月18日、新たに1220人の新型コロナウイルス感染が確認され、過去最多を更新し、1日の感染者数が1000人を上回るのは6日連続と
 なるが、政府関係者
「今回の菅首相の訪米でコロナ対策へ弊害が出ています。本来であれば大阪についてはもっと早く緊急事態宣言を決断、再発出すべきでした。
 しかし、菅首相と仲がいい吉村(洋文)知事は訪米直前での要請は迷惑がかかると”忖度”し、判断を鈍らせました。後手に回ったように見え
 ぬよう、吉村知事は菅首相が帰国した後、緊急事態要請を行い、菅首相は直ちに判断を行う、というシナリオを描いています。しかし、大阪府
 民からしたら、1日の遅れも事態を深刻化させる訳で、何をやってるんだ、という話です。大阪府は重症病床が100%近くなり、既に医療崩壊
 です。吉村知事は不急の入院、手術を控えるよう病院に指示して、やっている感を演出する前に、やるべきは先週末に緊急事態宣言を政府に
 要請することでした」
 政府の新型コロナウイルス対策分科会会長尾身茂は「第4波に入ったのは間違いない」と言い、早くから大阪府への緊急事態宣言の再発出につ
 いて言及していたが、菅は「まん延防止等重点措置」の効果を見極めると、訪米後の19日まで判断を先延ばしにしたとの事。