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2021/11/9
 投票締め切り時刻の繰り上げ37% 10月衆院選、期日前の定着背景
 10月31日の衆院選で、投票の締め切り時刻を午後8時以前に繰り上げた投票所が全国の37%に上ったことが総務省のまとめでわかったが、茨城県では水戸
 市全域を含め95%の投票所が繰り上げていたが、期日前投票の定着や夜間の投票実績の少なさなどが理由とされるが、有権者の投票機会を奪う事にもなり
 かねないとの事。
 総務省によると、全国4万6466カ所の投票所のうち、千葉、神奈川、大阪を除く44都道府県の1万6967カ所で、投票締め切り時刻が繰り上げられ、2017年の
 前回衆院選に比べ、投票所の数は1275カ所減ったが、繰り上げは220カ所で増えたが、都道府県別で、繰り上げ投票所の割合が高かったのは茨城を筆頭に、
 島根94%、鹿児島90%、高知89%などだが、公職選挙法は、投票時間を「午前7時から午後8時まで」と定められ、その上で「投票に支障を来さないと認めら
 れる特別の事情のある場合に限り、4時間以内の範囲内において繰り上げることができる」としているが、繰り上げは、各市町村の選挙管理委員会の判断
 で、かつて投票時間は午後6時までだったが、有権者が投票に行きやすいように1998年から延長され、当時から一律の延長には「負担が大きい」などの声
 が自治体から出ていたと言うが、総務相金子恭之は2日の会見で「選挙が行われる時期や地域の実情などを精査し、十分検討を行った上で対応するよう、
 引き続き各選挙管理委員会への周知に努め、投票環境の向上策に工夫して取り組んで頂くように促していきたい」との事。
※総務大臣の金子恭之は自由民主党の熊本1区の衆院議員だが、野党共闘で苦戦が予測される自由民主党は総務大臣の金子が、意図的に投票締め切り時刻の
 繰り上げを各自治体の選挙管理委員会に命じたとしか思えず、実際に第49回衆院選挙は過去3番目に低い投票率となっている。この様に公職選挙法を無視
 し政権に居座る政府与党自由民主党・公明党に政権担当能力は無いと断言できる為、来る第26回参院議員選挙では、自由民主党・公明党並びにそれらに媚
 を売る日本維新の会、国民民主党の公認・推薦する候補者には、一切の投票をしない事を強く勧める。

根拠となる報道:
2021/11/2
 衆院選 最終投票率は戦後3番目に低い55.93%
 10/31に投票が行われた衆議院選挙の最終投票率は55.93%で、前回・平成29年の選挙より2ポイント余り上回ったものの、戦後3番目に低い投票率となったが
 総務省のまとめによると、今回の衆議院選挙の小選挙区で投票を行った人は、在外投票も含めて5890万1622人で、最終投票率は55.93%となり、これまで2回
 連続で増加していた期日前投票を行った人の数は、前回より3.7%減ったが、投票日当日の投票者が増えたことで、投票率は前回・4年前の選挙を2.25ポイン
 ト上回ったが、投票率自体は戦後最低となった7年前の前々回、そして前回に続いて3番目に低くなり、都道府県別に見ると、最も投票率が高かったのは山形
 県の64.34%、最も低かったのは山口県の49.67%で、前回の選挙に比べて投票率が上がったのは33の都府県で、上昇幅が最も大きかったのは大阪府の7.81ポ
 イントで、一方、投票率が下がったのは14の道県で、減少幅が最も大きかったのは山口県の5.56ポイントでとの事。
 松野官房長官は午後の記者会見で「国政選挙において投票率が低いことは残念で、総選挙によって示される国民の意思は今後の政府の方向性を決めるもので
 あることから、できるだけ多くの有権者の皆様に投票に参画していただくことが重要だと考えている。総務省や選挙管理委員会において、ショッピングセン
 ターや駅構内に期日前投票所を設置するなど、有権者の投票しやすい環境を確保するとともに、若者などへの啓発に努めている」との事。
※過去最低と過去2番目に低い投票率を出したのは何れも安倍晋三が内閣総理大臣をして復帰した2012年以降の総選挙であり、過去3番目の低い投票率で勝利した
 岸田文雄は安倍と同期で安倍内閣で外務大臣、政調会長を務めた人物で、安倍晋三の事実上の派閥の清和政策研究会のお陰で総理総裁に就任できた人物である
 為、昨今の日本国の衰退を招いた政策を継承する政権であり、大阪府の投票率が7.81ポイント上昇するも、元大阪自民の府議会議員の松井一郎が党首で自由
 民主党の傀儡政党の日本維新の会と知らずに自公政権への批判票を投じた結果に過ぎず、日本国の更なる衰退が予測される。