東京 北区の区議会議員が覚醒剤を使用したとして警視庁に逮捕されました。職務質問した際にかばんの中からパイプが見つかり、尿検査で陽性反応が出たということです。

逮捕されたのは東京 北区の区議会議員、榎本一容疑者(53)です。

警視庁によりますと、9日夜までの間に覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。

9日の午後10時すぎ、JR上野駅の近くに車が止まっているのをパトロール中の警察官が見つけ、中にいた榎本議員に職務質問したところ、車内にあったかばんの中からガラス製のパイプが見つかったほか、尿検査で覚醒剤の陽性反応が出たということです。

警視庁は認否を明らかにしていません。

北区の区議会事務局によりますと、榎本議員は1999年に初当選し現在6期目を務めていて、議長の経験もあるということです。

議員が所属する北区議会自民党議員団の大澤敬幹事長は「事案について把握しておらず、事実関係を確認したうえで今後の対応を検討したい」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211111/k10013343821000.html