道交法で原動機付き自転車に分類される電動キックボードを巡り、歩道を走行するといった「通行区分」の違反などで9月に摘発されたのが4県で15件、指導・警告が12都府県で91件あったことが13日、警察庁への取材で分かった。
利用者の増加に伴い事故や違反が起きており、警察庁は現状を把握するため初めて電動キックボードに特化して集計した。

一部地域でヘルメット着用を任意とするなど特例措置を設けた実証実験が行われ、規制緩和が進むが、こうした地域でも違反が確認されている。警察庁は9月、ルール順守の広報啓発と悪質な違反の取り締まりを都道府県警に通達した。

共同通信
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