北海道開発をテーマにシンポジウム 授業で開発の歴史をと提案

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20211113/7000040186.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

戦後の北海道の開発をテーマにしたシンポジウムが札幌市で開かれ、子どもたちの関心を高めるため
学校の授業で農業や道路などの開発の歴史を伝えていくことが提案されました。

シンポジウムは、国道や河川などを管理する北海道開発局がことしで開局から
70年を迎えたのにあわせ、元教員などでつくるNPO法人が開きました。
この中で北海道開発局の橋本幸局長は「戦後間もない70年前から、泥炭地だった北海道の
土地改良を進めた結果、いまの穀倉地帯が誕生した。縁の下で支える人たちの努力を知ってほしい」
などとあいさつしました。

このあと作家や教育関係者などがパネルディスカッションを行い、次の時代を担う子どもたちに
関心を高めてもらうため、学校の社会や総合的な学習の時間に農業や道路などの
インフラ開発の経緯を伝える授業を行うといった提案が出されていました。

シンポジウムを主催した「ほっかいどう学推進フォーラム」の新保元康理事長は
「世界からも注目される今の北海道がどのように作られてきたかは意外と知られていない。
子どもたちが北海道の開発の歴史を学ぶ機会を作り、地元に魅力を感じてほしい」と話していました。

NPO法人は今後も各地で学校関係者などを招いたセミナーを開き、
授業で北海道の開発の歴史を伝える機会を作るよう働きかけていきたいとしています。

11/13 19:19