立憲民主党の代表選挙をめぐり、泉政務調査会長は「党の再生のために引っ張っていかなくてはいけないという思いを強くした」と述べ、立候補する意向を表明しました。

泉政務調査会長は、みずからが会長を務める、旧国民民主党出身の議員を中心としたグループの会合で、枝野前代表の後任を決める代表選挙に立候補する意向を表明しました。

このあと、泉氏は記者団に「党の再生のため、誰かがこの党を引っ張っていかなくてはいけないという思いを強くし、立候補を決意した。党の魅力を発揮できるよう挙党一致の体制を目指したい」と述べました。

そのうえで「代表選挙のいちばんの争点は、いかにして党を再生し、国民の役に立てる政党にしていくかということだ。批判が中心だという声も聞くが是々非々の姿勢などを認知してもらえるよう訴えていく」と述べました。

また、先の衆議院選挙での共産党などとの連携について「一定の成果はあったが、党の比例票に結び付かなかった反省点はある。党が本来持つゾーンや魅力を発信して、安心して投票してもらえる政党にしなければいけない」と述べました。

泉氏は、衆議院京都3区選出の当選8回で、47歳。

旧国民民主党では、国会対策委員長や政務調査会長を務め、去年9月に行われた代表選挙では枝野氏と争って敗れました。

泉氏は、17日記者会見して政策などを発表することにしています。


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