スパイクタンパクは血小板を破壊し、内皮細胞にも深刻な損傷を与える。

岡田正彦新潟大学名誉教授(医学博士)は、
動脈硬化症の予防研究として、血管内皮細胞がわずかな刺激や環境変化で
死滅するけれども周囲の細胞が分裂してその隙間を補うこと、
しかし、その分裂は 7-8 回が限界であり、
それを超えると血管死となることを確認していました。
血小板とは、細胞の抜け殻のような物質で、出血を止めるために必須の物質です。
ポイントは、血小板の表面にある糖鎖でした。
ワクチンで再合成されたコロナのスパイクタンパクは、この糖鎖に結合しやすく、
しかもその先端部(シアル酸)を切断する酵素のような働きをすることがわかったのです。

糖鎖はうぶ毛のような構造物で、
さまざまな細胞やタンパク質の表面に存在するものですが、
血小板の表面にもあります。
免疫細胞は、その形状の異常さを認識し、破壊細胞に動員をかけます。
自分自身を異物と間違って攻撃してしまいますから、
これは自己免疫疾患そのものです。