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脚4本切断の保護犬、義足装着の手術成功 ロシア https://www.cnn.co.jp/fringe/35179782.html

2021.11.22 Mon posted at 10:29 JST

(CNN) ロシアでこのほど、けがしているところを保護された犬の「モニカ」に対して手術が行われ、4本の脚に義足が装着された。モニカは大けがを負ったことから安楽死の話も出ていた。

義足の装着手術を行ったのは獣医師のセルゲイ・ゴルシュコフさん。ノボシビルスクを拠点にしており、2015年以来、37匹の動物に対して義肢を取り付ける手術を行っている。

手術から2週間が経過し、モニカは義足にうまく対応しているという。ゴルシュコフさんは、モニカは近く普通の生活に戻れるだろうとし、回復の速度に驚いていると述べた。

ただし、モニカを手術室に運び入れるのは簡単なことではなかった。モニカは20年12月にプラストゥノフスカヤで足がない状態で発見された。モニカを救出したボランティアによれば、モニカは虐待されていた可能性がある。

モニカはクラスノダールを拠点にしている動物保護のボランティアのもとに移された。そこで、損傷した脚の切断手術が行われ、輸血を受けた。獣医師はボランティアにモニカの安楽死を提言したという。しかし、ボランティアは安楽死に反対し、手術のための資金として40万ルーブル(約62万円)を集め、ゴルシュコフさんに連絡を取った。

(略)

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