バスが高波に巻き込まれ乗客1人大けが 出雲市の海沿いの市道

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20211124/4030010745.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

24日朝、出雲市の海沿いの市道を走っていたバスが、高波に巻き込まれ、
道路沿いのフェンスに倒れかかりました。
この事故で女性の乗客1人が、手首を骨折する大けがをしました。

24日午前9時すぎ、出雲市小伊津町の海沿いの市道を走っていたバスの運転手から、
高波に巻き込まれたと消防に通報がありました。
出雲市によりますと、バスには運転手のほか、乗客の65歳の女性のあわせて2人が乗っていて、
女性は右手首を骨折する大けがをしたほか、運転手も指に痛みがあるということです。

市によりますと、バスは走行中に高波を受けてドアが開き、運転手がバスを止めて、
乗客と2人でドアを閉めようとしたところ、バスが再び高波に巻き込まれ、
道路沿いのフェンスに倒れかかったということです。

高波に巻き込まれたのは、出雲市が所有する25人乗りの中型バスで、
バスが走っていた区間では、高波によるゴミなどが散乱していることから通行規制が行われています。

出雲市では、25日までこの区間でのバスの運行を見合わせるとともに
26日以降は、道路の安全が確保でき次第、再開するどうか決めたいとしています。
出雲市交通政策課は、「けがをした乗客の方には、心からおわび申し上げたい。
波浪注意報が出ていたが、ここまでの事故は想定できていなかった。
今後は協議した上で、冬場、この区間で運行を続けるかどうか検討していきたい」とコメントしています。

11/24 18:07