最後のゼロファイター 本田稔さんが死去
11/26(金) 11:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/33af9c59336877358ac67effecf01491ced27229

広島の原爆投下に上空で遭遇した元海軍航空隊少尉、本田稔(ほんだ・みのる)さんが
先月3日、98歳で亡くなっていたことがわかった。

戦後70年の企画取材で滋賀県大津市の自宅でお会いした縁で、
49日法要を終えたご遺族より連絡をいただいた。 故人のご冥福をお祈りします。

本田さんは予科練を経て海軍の戦闘機パイロットとなった。
ラバウル航空戦を死力の限りを尽くし戦い抜き、撃墜王の異名も持つ。
本土防衛戦では超空の要塞≠ニ呼ばれたB29と背面飛行で対峙(たいじ)した。
当時のようすを操縦桿(かん)を握る手ぶりで、
まるでつい先ほどの事のように説明する姿は今も鮮明に記憶している。

広島の原爆投下時に上空にいた唯一の日本人であったことはほとんど知られていない。
海軍のエースパイロットと呼ばれた「歴史の証言者」の貴重な体験を、
当時の記事、写真を再掲してお伝えします。