私が昨年から言ってきた仮説の通りになってきましたか?

このウイルスは、増殖時に変異しやすい特性を持っており、感染者の体内では常に変異が繰り返されている
自然免疫及び獲得免疫、ワクチンによる人為的な獲得免疫は、免疫からの逃避や細胞への感染に優れた変異株が、選択的に残る環境を生み出す「選択圧(淘汰圧)」になることだろう
そして、この選択圧下において選択的に残った変異株は、病原性の低下が必ずしも約束されないだろう
なぜなら、当該ウイルスは発症前から十分な感染力を有する特性を予め獲得しているため、病原性の低下による感染機会の獲得が必須ではないからだ
免疫からの逃避性や細胞への感染力が高まるということは、ウイルスの増殖力が強くなるということでもあろうから、むしろ病原性が高まっていく可能性をはらんでいるのではないか?
今後も、病原性を維持または高めつつ、免疫からの逃避や細胞への感染力に優れた変異株が登場する可能性は否定できないだろう