https://blog.goo.ne.jp/japanorigen/e/0eb4d308d9b708c94126908121ea0532

日本人全体で、最も多いハプロタイプB52-DR2(A24 -B 52-DR2-DQ1。
以下B52-DR2)は北九州、山陽から近畿地方にかけて、そして山形や福島でも12〜13%以上と高かった。
対照的に南九州と東北地方の青森、岩手では6%前後、沖縄では2%程度と低かった。
従ってこのハプログループは北九州から本州の西部や中央部にかけて多いタイプといえよう。
日本の周辺部をみると、中国南部や東南アジアの諸民族には観察されず、対照的に中国北部の漢民族や韓国人で2%前後あることがわかった。
さらに興味深いことに、これはモンゴル人においても最も多いハプロタイプである可能性が高いのに対し、中国東北地方の満族やオロチョン族などではまれで、シベリアのヤクートやバイカル湖のほとりのブリアートにおいてもほとんどみいだされていない。


参考

http://www.ahv.pref.aichi.jp/www/contents/1001000000493/index.html