米国で新型コロナウイルスによる入院患者が再び増加している。デルタ型が依然として猛威をふるっており、新規入院患者数は1カ月前に比べて3割増えた。
東部や中西部では医療体制が逼迫し、緊急性の低い手術の延期などの対応に追われている。

米ジョンズ・ホプキンス大のまとめによると、米国の7日の新規感染者数(7日移動平均)は約11万9000人。
1カ月前に比べて4万人超増えており、感染拡大ペースが加速している。米疾病対策センター(CDC)によると、99%以上をデルタ型が占めている。

新規感染者数の増加とともに、入院患者数も再び増え始めた。CDCによると、5日の入院患者数(同)は約5万2000人。
およそ7週間ぶりに5万人を超える日が続いている。東部や中西部を中心に医療機関の病床が埋まりつつある。


「なんて暗い一日だ」。東部メーン州疾病対策センターのニラブ・シャー博士は6日、ツイッターでこうつぶやき、
ICU患者や人工呼吸器を着用する患者が記録的な数になっていることを明らかにした。

地元メディアによると、州最大規模の病院のICU患者のうち、ワクチン未接種者は9割を占める。

ワクチン接種済みのICU患者の大半は高齢者で基礎疾患を持っているという。

米国では年末年始まで人の集まりや往来が活発になる「ホリデーシーズン」となる。
デルタ型のほかに新たな変異型「オミクロン型」も少なくとも19州で確認され、冬の流行期へ危機感が高まっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN08D3G0Y1A201C2000000/

【ドイツ・ベルリン】 ミュラー市長 「新型ウイルス感染者の大多数はワクチン未接種者だ」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1638511724/-100