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2021/12/16(木) 11:45:01.19ID:KTMWY17U9シリーズ「名医のいる相談室」では、各分野の専門医が病気の予防法や対処法など健康に関する悩みをわかりやすく解説。
今回は「摂食嚥下障害」が専門の東京医科歯科大学大学院教授・戸原玄先生が、誤嚥性肺炎の予防法と生きていくために重要な"飲み込む力"を強化する運動について詳しく解説する。
「摂食嚥下障害」とは
「摂食嚥下障害」は、物を食べることの障害の総称で、そういった方に対してもう一度安全に食べるためにどうするかを指導しています。
大まかにいうと「摂食嚥下障害」という言葉が指す範囲はものすごく広いです。
例えば、「口が悪い」「噛めない」「喉の障害」だけではなくて、食べる行動がうまくいかないから食事がとれないという人まで範囲に入ります。
ただ原因としては、いずれの症状も結構似たような所から出てきていて、数が多いのは「脳卒中の後遺症」や「パーキンソン病」などの神経の病気によっても起こりますし、大事なところは「薬の副作用」も結構あります。
例えば、食べるときに大事な唾液が出なくなるとか、筋力が落ちてしまう場合もあるし、様々な原因によって食べることがうまくいかないというのが「摂食嚥下障害」です。
摂食嚥下障害の1つの「誤嚥」
レントゲンの画像を見て頂くと、飲食物が気管に入る「誤嚥(ごえん)」ということがありますが、この写真の患者さんは極めて「嚥下障害」が重症です。
黒く映っているのがバリウムですが、本来バリウムは口から入ったら食道を通らないといけないのに全然通らずに飲み込んだ半分ぐらいが気管に行ってしまっています。
これが「摂食嚥下障害」の症状の1つの「誤嚥」です。
この「誤嚥」が続いていくと「誤嚥性肺炎」が起こります。
「誤嚥性肺炎」の予防法
「誤嚥性肺炎」にならないためにはどうするか。
健康な人は少しぐらい誤嚥しても気にすることはないです。
基本的には体が弱ってきたようないわゆる寝たきりの人とか、毎日のように少しずつ誤嚥を繰り返していてある日誤嚥に対する侵襲に打ち勝てなくなって肺炎を起こしてしまう人は注意が必要です。
対策としては、口の中の細菌が「誤嚥性肺炎」にとって悪い影響を及ぼします。
口の中の細菌が直接「肺炎」を起こすわけではありませんが、口の中に細菌があると肺炎を起こす菌が繁殖、くっつきやすくなります。
よって、口の中がキレイな人の方が、「誤嚥性肺炎」になりづらいです。
相談先に困ったら・・・
「摂食嚥下」で困った時にどこに相談したら良いかわからないと思います。
何科に行けば良いのか、滅多に専門の科があるわけではないので、わかりやすくするために「摂食嚥下関連 医療資源マップ」というサイトをインターネット上に作りました。
※続きはリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/articles/8840cc6da0f7d8b998c922291531f88ffb6613f7