アメリカ ニューヨークでは、世界有数のオペラハウスであるメトロポリタン歌劇場が、
来年1月から観劇の際に新型コロナワクチンの追加接種の対象者に接種証明書の提示を義務づけるなど、
オミクロン株の感染拡大を未然に防ごうとする動きが広がっています。

世界的なオペラハウスとして知られるニューヨークのメトロポリタン歌劇場によりますと、
新型コロナワクチンの追加接種の対象となっている人について、来年1月17日から観客を含めたすべての人に対し、追加接種の証明書の提示を義務化するとしています。

アメリカメディアによりますと、ニューヨークの劇場の中で、観劇の際に追加接種の証明書の提示を義務化するのは初めてだということです。

また、子どもを含め、追加接種の対象となっていない人についても、ワクチンの接種を終えてから2週間がたったことを示す証明書の提示を義務づけ、
陰性だったことを示す書類の提示では入場を認めないということです。

ニューヨークでは、一部の大学でも追加接種を義務づけ、オミクロン株の感染拡大を未然に防ごうとする動きが広がっていて、
劇場の責任者は、アメリカメディアに対し「観客と従業員が劇場に入るときに安心できることが最も重要で、間違いなく正しい行動だ」と述べ、理解を求めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211216/k10013390531000.html