新型コロナウイルスへの感染で強いけん怠感などの症状が出る可能性があるとして、同じような症状に苦しむ患者の団体が、因果関係を調査するよう国に訴えました。

国に調査を訴えたのは原因不明の強いけん怠感などが長期間続く「筋痛性脳脊髄炎」の患者や支援者でつくる団体です。

新型コロナウイルスの患者を対象にした国立国際医療研究センターの調査では、半年後も6.6%の人にけん怠感が見られていて、
団体は新型コロナウイルスによって症状が引き起こされる可能性があるとしています。

また、欧米の大学や研究所では、新型コロナウイルスとけん怠感などとの因果関係を調べる研究も始まっているということです。

団体では、厚生労働省に因果関係を詳しく調査したうえで、新型コロナウイルスの診療の手引きを改訂して広く注意喚起を行うよう求めています。

都内で会見を開いた「筋痛性脳脊髄炎の会」の篠原三恵子理事長は「欧米では、ウイルスに感染したことで起きる神経免疫系の病気と見て研究が進められている。
新型コロナウイルスとの因果関係を調べることは国の責任だと思う」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211221/k10013398081000.html

【国立国際医療研究センター調査】 コロナ感染後遺症、半年後も4人に1人・・・女性に出やすい傾向 「においがしない、けん怠感、脱毛」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1633937552/