12月22日、大阪府寝屋川市は、市立小学校の教職員1人が、新型コロナウイルスのオミクロン株に感染していたことが確認されたと発表しました。
この教職員は寝屋川市外に住んでいるということです。

寝屋川市によりますと、この教職員は担任は持っておらず、12月16日、17日は学校に出勤、12月18日の土曜日に発熱し、19日は自宅療養。
20日に医療機関を受診して新型コロナ感染が判明。22日にオミクロン株感染がわかったということです。

学校は12月20日に直ちに児童を下校させ、完全休校の措置を取りました。そして21日に全教職員のPCR検査を実施。
その結果、22日に新たに別の教職員1人の新型コロナ感染が判明したということです。この教職員は担任を持っていて、オミクロン株かどうかは現在検査中だということです。

これらの感染判明を受けて寝屋川市は、当該学校の全児童を対象としたPCR検査を行うということです。

12月22日、大阪府の吉村知事は府内に住む4人がオミクロン株に感染したと明らかにした上で、
そのうち3人は海外への渡航歴などはなく感染経路は不明で、国内で初めてオミクロン株の市中感染が確認されたとしていました。

この3人が、今回の寝屋川市の教職員の男性とその妻、10歳未満の娘で、いずれも軽症で既に入院しているということです。
またこの家族には他にも未就学児の子どもが2人いて、いずれも新型コロナの陽性が確認され、現在解析中だということです。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20211222/GE00041683.shtml