[ロンドン 4日 ロイター] - スループ英ワクチン担当相は4日、新型コロナウイルスに感染して入院している患者は「総じてこれまでより症状が軽い」と述べ、現時点では新たな制限を導入する必要はないとの見解を示した。

スループ氏はスカイ・ニュースに対し、ジョンソン首相が12月に導入した感染対策「プランB」が奏功したと述べた。「入院している人の数は1年前の約半分だ。これはワクチンの力を示している」と語った。

英インペリアル・カレッジの疫学者ニール・ファーガソン氏はBBCラジオに「入院は全国的にまだ増加しており、今後数週間は高水準になるかもしれない」と述べた。

「ワクチンは重症化の予防に役立っている。オミクロン株はほぼ間違いなく重症度がかなり低いという事実も寄与している」としながらも「医療システムに圧力がかかっている」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/54139eeea5b494225c166f30f1fabee90f30c6c5